2016/10/22 21:33

今月26日に発売されるROVOのニューアルバム「XI(eleven)」
ユザーンと共に「R.o.N」という曲に参加しました。

「R.o.N」はROVOとの共作曲です。はじまりは去年のSoundohbの企画からでした。
SoundohbはROVOや僕らがいたdohb discs主宰のライブ企画です。

ROVOの中に僕が入り、お互いの曲をやるという企画でしたが、
もう一つ一緒に曲を作りませんか?という提案をしました。
そのときは何気なく、なんとなく感覚的に出来そうな気がして、
自分がROVOに入っているという形を、自然にだせたらいいなという想いもあり、

ビビビッと感覚的な.....おつげのような.....それか、本当は何も考えていなかったのかもしれません笑

ROVOは僕が東京に出てきて(二十歳頃だったと思う)すごく近くでみて、衝撃を受けたバンドです。
レイヴカルチャー、ハードコア、クラブとライブハウス、全てを一つにまとめるような、
巨大な装置のような、ジャムバンドでもマスロックでもない巨大な音楽でした。


まさかその巨大な音楽に自分が入るとは.....想像もできない

最初はNyantoraのBontenという曲をネタに、一緒にやろうかな?と思っていました。
(後にライジングサンでBontenはROVOと一緒に演奏することができました)
でも、なんかそれは、そのときは、何か一緒にスタジオに入って、自分が感じるものをモチーフにした方が
いいのではないか?という想いがあり、全員がいる場で弾いて、違和感のないコード進行を探っていきました。

演奏していると、自分はROVOという一つの塊の中に存在しているような感覚になることがありました。
その時、もちろん全てではないが、わかったような気がした。
このバンドの持っている独特な世界、色、音、匂い、考え方、スタイル。

自分はラッキーだと思ってる。こんな経験滅多に無い。
ROVO、ROVOスタッフ、ROVOを愛する人々、全てに感謝しております